スイス生活 日常生活いろいろ

スイスチューリッヒ在。スイス歴15年目。おすすめ情報や生活情報をご紹介したいと思います。

マダニに注意

マダニ ( Zecken ゼッケン)

スイスには、緑がたくさんあり、チューリッヒ市内の森や木陰などにも、ゼッケは潜んでいます。

マダニに刺されることにより、マダニが保有している細菌やウィルスがに感染することがあります。

対策は、森や緑が深いところに行くのには、必ず長袖長ズボンを着用し、帽子、つま先のあいていない靴をはくこと。さらに、ゼッケンスプレーを出かける前に洋服の上からスプレーしておきます。

森から帰ったら、全部脱いだうえ、肌にゼッケが引っ付いていないか、よく確認してください。肌が柔らかい子供が刺されることが多く、森の幼稚園などに行っている子は必ず園や保護者がゼッケン・チェックをして、ついていないことを確認する必要があります。

 

もし刺されてしまったら、薬局に売っているゼッケン専用のカード型のスクレイパーみたいなものを利用して、ゼッケの体全体がきれいに取り除かなければいけません。取り除いたゼッケンは、メモ用紙にでもセロハンテープで貼り付けて、しばらく冷凍庫に入れておきます。刺されてしまったら、患部が赤く腫れてこないか、発熱や変わった症状がないか様子を見ます。もし何か異変があれば、保管しているゼッケを持って、すぐに病院へ行く必要があります。

 

うちの子は、森の保育園に通っていましたので、週2回一年中、森で過ごしていました。ゼッケにも、通っていた2年のうち、通算6回ほどは刺されたと思います。症状が出ることは幸いありませんでしたが、3歳過ぎくらいに、ゼッケンの予防接種を受けました。こちらの予防接種は、3回摂取する必要があります。うちの子は、特に発熱もなく、予防接種は滞りなく終わりました。3回受けた後は、この効果が10年続きます。

 

実際、取り除かれたゼッケを見てみると、あまり血も吸っていないようで、かなり小さく、ゴマ粒の4分の1くらいの大きさでした。保育園の先生が毎回見つけてくれたので、助かりました。実際目にしたことがないので、見逃しているところでした。

 

予防接種で感染症にかかることを予防できますので、森によく行くのであれば、予防接種をしておいてもいいかなと思います。

 

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