スイス生活 日常生活いろいろ

スイスチューリッヒ在。スイス歴15年目。おすすめ情報や生活情報をご紹介したいと思います。

水疱瘡の予防接種

 つい最近、長男が水疱瘡にかかってしまいました。水疱瘡がかなり痒くて夜眠れない上に、発熱や頭痛、腹痛、嘔吐などもあったので、心配で二度通院しました。

 

一度目は水疱瘡の診断と、かゆみ止めの軟膏と抗アレルギーのお薬を与えるように先生からの指示があり、薬局で買ったものの、気休め程度で、あまり効果はないような感じで、かゆみを抑えるのに、アイスパックで冷やしたり、いろいろしたんですが、二三日は夜中ほんとに眠れませんでした。

かゆみだけでもひどいので、かくのも我慢できないし、やはり予防接種しておけばよかったと後悔しました。

 

二度目は、頭痛を訴えて泣き止まなかったので、心配になり、かかりつけ医の先生に見てもらいましたが、極稀に脳炎などを起こすことがあるそうで、目の動きや、体の平衡感覚などもみてもらいました。

なんともなかったので安心しましたが、夜に頭痛で泣いていたのでとても心配しました。

 

スイスでは、水疱瘡の予防接種は、必ず受ける予防接種リストには入っていません。2023年より、生後9ヶ月、12ヶ月から、この予防接種は、推奨になりました。混合ワクチンに含まれており、麻疹、おたふく風邪、風疹のと同時に受けられます。

また、この時期を逃しても、39歳まで接種可能だということです。

 

スイスの予防接種を、年齢別にフィルターして見ることができます。

 

https://www.infovac.ch/de/impfungen/impfstoffe-gemaess-einem-profil/nach-alter

 

もう一つ知らなかったのですが、水疱瘡のときに、イブプロフェンはのんではいけないそうです。

薬の説明にも書いてありますが、知りませんでした。高熱が出た場合は、Dafalgan パラセタモールを服用すると良いと教えてもらいました。

 

 

 

 

 

 

 

Hausarztmodelで保険料がお得

来年の健康保険料がまた値上がり確定です。一週ほど前に現在の保険会社のSwicaより来年の保険料のオファーを受け取りました。

来年より月々の支払いが、60chf値上がりします。

この病院は、Swica  で、Hausrtmodel  対象のプラクシスかどうか検索しても、見当たらなかったので、長年Hausrztmodelは使えないと思っていました。

swicaにきいたこともあるのですが、リストにないので適用外だと言われていました。

しかし、病院側に確認したところ、Hausrztmodelに対応しているとのこと。

新しい患者を受け付けていない病院の場合、もしかしたらHausarztmodelの新規適用はできない、と断っているのかもしれない、と病院側から助言を受け、再度Swicaに電話してみました。

そしたら、あっさり、この病院でもHausrztmodel適用可能とのことでした。

以前もらった情報が間違えていることに関しては、もちろん何も言いませんし、えー長年損をしていた、と少しショックですが、来年から変えられそうなので、良かったです。

みなさんも、保険会社の情報がおかしいと思ったら、病院側にも確認してみると良いと思います。

ちなみに、昔はプレミアムの設定がいまいち理解できてなかったのですが、全く病院の必要がない健康体の方はchf2500で、多少病院に行く方はchf300がお得です。

来年の基礎保健のモデルの変更は11月末までなので、それまでに変更してください。

 

 

滞在許可証の国籍について

今まで、息子と海外旅行をするときに、毎回チューリッヒの空港で、行きも帰りも、どうして滞在許可証の国籍と、パスポートの発行国が違うのか、と尋問みたいに、聞かれるのですが、この問題がやっと解決しました。

そもそも、息子は、パートナーの出身国の国籍はあるのですが、パスポートをまだ所持していません。大使館がベルンにあって遠いだか、なんだかの理由で、パートナーが全然進めないので、今に至っています。息子は日本のパスポートのみを保持しています。

この状態で、今住んでいる役場で、息子の滞在許可証の国籍を、パートナーの国に変えることができたのが、そもそも問題のもとだったみたいです。

 

1か月半ほど前に、居住地の役場の移民局で、この国籍を日本へ変更する申請をしました。この滞在許可証の国籍は、1つしか登録ができないようになっています。

移民局が新しい滞在許可証を発行するのに3週間ほどかかるとのことでした。

途中休暇でイギリスに行くことになっていたので、また空港で尋問されるのを避けたかったので、チューリッヒの移民局に、現在、国籍変更の申請中である旨証明書を書いてほしい、と電話で相談しました。そのとき電話対応してくれた職員は、日本のパスポートは、スイス入国に際しVISAが必要な国ではないから、何も心配することないです、しかも滞在許可証を空港で見せる必要もないよ、とのことでした。

実際、出発のときに、チューリッヒ空港のパスポートコントロールのところにいた、ちょっと神経質そうな女性のオフィサーにあたったのですが、すぐに、滞在許可証を出して、と言われて、ここに書いてある国のパスポートはどこ?と、もうすでに怒り口調。なにか犯人のような気分にでもなってしまいそうです。事情を説明し、移民局にも問い合わせたことも伝えましたが、怒り口調のまま、まあ今回は通してあげるけど、帰国したときに問題になっても、私は知りませんから。と捨て台詞で、通してくれました。

これは、立場を利用したパワハラにもなっていると思いますし、居住地の役場、移民局の職員の方、空港の職員、ルールが一本化されておらず、こちらもとまどいます。

どうして個人の判断で、スルーできたり、できなかったりが可能なのでしょうか。そもそも、パスポートを保有していない状態で、国籍を変更できたのが、間違いだと思うのですが。とっても後味の悪い旅立ちになりました。

 

イギリス入国では、子供連れ用の優先レーンがあり、スイスイで、とっても気持ちよく入国審査も終わり、楽しい旅行となりました。

 

チューリッヒ空港に再び返ってきた際に、男性の職員が、パスポートコントロールのところにいました。幸い、あの意地悪な女性ではありませんでした。事情を説明したら、すっと通してくれました。

 

日本も一刻も早く、重国籍を認めてくれていたらと思います。

スイスにお住まいの野上さんが原告代表の「国籍はく奪条項違憲訴訟」注視して応援していきたいと思います。

 

 

 

 

 

ゲーテC1試験 チューリッヒにて

10月26日に、チューリッヒの大学で、ゲーテのC1の試験を受けてきました。スイスに15年もいるので、そろそろドイツ語できて当たり前みたいな圧も、言い訳が難しくなってきています。加えて、息子が小学一年生となり、学校とのやり取りや、(先生方は英語でも対応してくださる)子どもの友達と、ホビー活動上でのコミュニケーションも、ドイツ語が基本なので、できないでいるのもだいぶん不利になってきます。

一念発起して、ドイツ人の先生から、オンラインレッスンを受け、テストに挑みました。まだ結果は来てないので、わかりませんが、あの試験中の緊張感を久しぶりに経験して、今はやる気になっています。受かっているといいなぁ。

 

テストに受かっても、実際の生活上で、何か変わるわけではないのですが、やはりコミュニケーションできるって、コントロールできる範囲が広がるし、生きる力に直結していますよね。

 

当時は8時50分から試験内容の説明がありました。

試験会場のチューリッヒ大学は、建物が3棟あり、おっちょこちょいの私は、おもいきり間違えた建物に行ってしまって、しかも、会場は6階(エレベーターは使えない)で、階段を駆け上がり、間違っていることを教えてもらって、駆け下り、また別の建物に移動し、階段を6階まで上り、テスト会場に無事9時ごろ着きました。

試験官の方が、みなさんとても親切で、とても助かりました。

筆記試験が午前中いっぱいあり、口頭試問が17時半からありました。2つのパートに分かれていて、1パート目は、与えられたテーマに沿って、賛成意見反対意見を述べ、まとめるというテストです。最初に軽く自己紹介を求められます。名前、出身国や、なぜ受験しているのか、など。

Kandidate2だったので、もう一人の受験者が先にパート1の発表をしました。ですので、少しメモとかチラ見をして、まとめる時間が余分に稼げました。パート2は、その受験者の方と2人で、ディスカッションをして、物事を決めるというテストです。相手の方が、中国の方で、とても物腰柔らかく、話し方もはっきり、落ち着いて、とても聞きやすくて、ディスカッション自体も、とてもいい感じで終わりました。彼女のおかげで、あまり緊張もせず、終えることができました。

試験官は、2人の50代半ばくらいの女性でした。一人は、笑顔がなく、話すたびに、いろいろノートをとていました。もう一人のかたは、入室したときから、とても明るく、最後の回までお待たせしました。空き時間の間に、休めました?と聞いてくれたり、和ませてくれました。始まる前も、最後の回の人は、きっとうまくいくわよ、って言ってくれたので、緊張せずにスタートできました。

 

前回B2の試験を受けた時も、試験官の方が、とてもやさしくて、受けやすかったのを思い出しました。

 

ずっと受験したいと思い続けて、何年もたってしまいましたが、やっと受験できて、ほっとしました。結果はどうであれ、終わってよかったです。

 

 

息子の歯科治療

6歳の息子には、大きな虫歯が一本あり、歯が欠けてしまっています。かかりつけの歯医者さんで、他にも3箇所虫歯があると言われました。至急、治療するよう他の歯医者さんに紹介状を送ってくれました。

かかりつけの歯医者さんでは、子供向けの笑気ガスなどがないので、小児歯科に行った方が快適に治療できるでしょうということでした。このお話があったのが、2022年9月ごろ。紹介先の歯医者さんからの予約連絡を待つよう言われました。ずっと気がかりだったのですが、紹介先の歯医者さんは人気の歯医者さんらしく、予約がなかなか取れないのか、一向に連絡がないので、電話をしてみました。

そしたら、二週間後に空きがあるので、話に来てくださいとのこと。緊張して、Engeのその歯医者さんへ行ってみると、その歯医者さんは、紹介状も全く読んでなくて、いちから状況を説明しました。ほんとにちらっと子どもの歯を診て、(肌感覚1分)虫歯、3本まとめて抜いた方がいいですねー、とのこと。一本は確かに素人目で見ても、炎症が新しい歯に及ばないように抜歯した方が良さそう。ただ、あと2本は茶色くもなってないし、歯の隙間が虫歯らしくて、全て乳歯なのに、本当に必要な治療なのか。その歯科医は、抜歯には麻酔を使用するため、前日夜から絶食、麻酔医を呼ぶので、費用が高額に及ぶこと、を急ぎ急ぎで説明して、最大3500フランかかります、とのこと。

 

費用とその歯科医のアンフレンドリーな対応に、私たちはショックとともに歯医者を後にしました。優しい口調なんだけど、あたたかみのない、目を合わせないお医者さんでした。紹介状を読んでいないのも、あー時間がなくて読んでないのよー、くらいで不信感を持ち、ここはないな、と思いました。

 

会社の同僚に経緯を話し、Regensdorfにある良い歯医者さんを紹介してもらいました。

電話で、以前訪ねた歯医者さんに不信感を抱いており、セカンドオピニオンが欲しい旨相談しました。とても親切な様子でした。1ヶ月後に予約が取れたので、行ってみてもらうと、今度は4本抜歯しなければいけない、とのこと。さらにクラウンも一つ必要だ、隙間に入れるブリッジ?も、盛りだくさんな内容に。費用は、だいたい一本の治療に千フランかかるとのことでした。後日、書面でオファーをもらいましたが、最低で4,000フランかかります、とのことでした。

スイスの歯科治療は、歯科治療用の保険に自ら入らないと、疾病や事故などの場合を除き、全額ほぼ自己負担となります。

保険に入ってない私たちは、どうも抜歯を簡単にする感じに不信感が拭えず、日本か夫の出身国であるポーランドで治療しようか検討することに。

日本での休暇があったのですが、日本の治療は、素材などもこちらと異なることがあり、今後に影響があるやもしれず、また、休暇中に何度も歯医者通いをするのも気が引けて、却下。

ポーランドのいくつかの歯医者さんに夫があたってくれて、夏休みを利用してクラクフにある歯医者さんで治療することになりました。とっても親切でフレンドリーな小児歯科で、1回目の治療で、笑気ガスと麻酔を利用し、ひどい虫歯一本の抜歯、2回目には他の虫歯の箇所を削り、埋めてもらいました。あと3本も乳歯で、もうすぐ抜ける歯なので、抜歯の必要は全くなしとのことでした。

息子はとてもリラックスして治療を受けられたようで、こんなにお利口さんの患者さんは、初めてで、先生は感激している、と褒めてもらい、おもちゃを二つもらって、記念撮影までして、帰ってきました。満足のいく治療ができて、だいたい1,200フランほどかかったそうです。

 

スイスでは、子どもの歯科治療も大人と値段が変わらない気がします。スイスの歯医者さんは、どうも歯を抜きたがる傾向があるような気がしました。より高額治療になるように、そこを目指してるような気もしてなりませんでした。ブリッジやクラウンも、、乳歯抜いた後にいらないよね、、

 

歯科保険ですが、これも入った方がいい、という人と要らない、両意見があります。ゲマインデによっては歯科治療補助があるところもあるそうです。

14歳の女の子の歯列矯正も2年で15,000フランかかったという友人の例を聞きました。でもこの友人はゲマインデから年間500フランの補助があり、保険料と比較してみたら、トントンか保険の方が高い感じだったので入らなくても大丈夫だったそうです。

 

地元のかかりつけの歯医者さんも、あのEngeのお医者さんを紹介してくれたのですが、その歯科医が、いい印象ではなかったので、かえようかなと思っています。ちなみにEngeの先生はGoogleのレーティングがかなり高くて、他の患者さんは満足している模様でした。レーティングが正当なものであると仮定して、、

 

 

 

海外在住者 日本滞在時用に日本の携帯番号付きSIM購入

日本は、いつ地震が起きてもおかしくないし、海外在住で、日本で、連絡がつかない、また電話がかけられない状態は、避けたいものです。私は心配性なので、ネット電話だけに頼るのは心もとなくて、いつも日本では、携帯番号付きSIMを購入しています。


90日より少ない短期滞在向けで、番号付きのSIMを扱っているのは、現在のところMobal という会社のみで、数年にわたって、リピート買いしています。ホームページが英語か中国語のみで、日本語がなぜかないのですが、これまでトラブル等は一度も経験していません。

https://www.mobal.com/japan-sim-card/

 

有効日数に合わせて、070, 080, 090番号付きのものは、3種類あります。

30日、60日、90日に分かれています。30日のもので、7920円です。国内着信とSMS受取は無料。日本国内の発信に関しては、1分に44円かかります。結構高額なので、私は主に着信用に使っています。4G LTE、7GBのデータ通信も込みです。

日本へ向かうまでに、事前にSIMをネットで予約購入しておき、日本に入国したときに、成田空港などで、SIMの受取を行います。このときにパスポートの確認があります。受取等は5分ほどでとてもスムーズです。

SIMを受け取ったら、携帯にSIMをセットして、Mobalのアクティベート手続きをしたら、準備完了です。

 

Microsoft365のユーザー登録をして、スカイプ通話月60分無料を使う手もありますが、月額を納めて、Microsoft365を買ったものの、Skypeへの無料通話分のクレジット登録に苦戦し、エラーが出て進まないので、今回もMobalを頼ることにしました。

 

もしものときに、やはり携帯電話番号保有しておくといいと思います。

 

海外在住者向け国内線運賃 2023年4月

少し先に、日本へ帰る用ができたので、国内線の予約をしました。

いつも、JALのExplorer、ANAのVisit Japanをチェックしています。今回はGWも重なってしまうことで、高いのは覚悟していました。

どの日にちでみても、どうしてもANAのほうが高額です。3割増しといったところ。

路線にもよるのかもしれませんが。

 

今回は、JALのExplorerで国内一往復分購入。東京徳島往復、大人料金がCHF290ほど。もう一往復必要な分は、今話題のJALの割引タイムセールで買おうとおもったのですが、(第二段が3月30日23時半ごろより発売)そのページで、チケットを確認してみたら、すでに激安で、東京徳島往復、大人料金なんとCHF109、即購入。

ExplorerやVisit Japanより、普通にJALのページで買った方が安いこともあるみたいです。

今後も、JALの日本国内向けのページもチェックして比較して買おうと思います。

ちなみに、ANAで同じものを買うと二倍ほどする。高。