スイス生活 日常生活いろいろ

スイスチューリッヒ在。スイス歴15年目。おすすめ情報や生活情報をご紹介したいと思います。

ゲーテC1試験 チューリッヒにて

10月26日に、チューリッヒの大学で、ゲーテのC1の試験を受けてきました。スイスに15年もいるので、そろそろドイツ語できて当たり前みたいな圧も、言い訳が難しくなってきています。加えて、息子が小学一年生となり、学校とのやり取りや、(先生方は英語でも対応してくださる)子どもの友達と、ホビー活動上でのコミュニケーションも、ドイツ語が基本なので、できないでいるのもだいぶん不利になってきます。

一念発起して、ドイツ人の先生から、オンラインレッスンを受け、テストに挑みました。まだ結果は来てないので、わかりませんが、あの試験中の緊張感を久しぶりに経験して、今はやる気になっています。受かっているといいなぁ。

 

テストに受かっても、実際の生活上で、何か変わるわけではないのですが、やはりコミュニケーションできるって、コントロールできる範囲が広がるし、生きる力に直結していますよね。

 

当時は8時50分から試験内容の説明がありました。

試験会場のチューリッヒ大学は、建物が3棟あり、おっちょこちょいの私は、おもいきり間違えた建物に行ってしまって、しかも、会場は6階(エレベーターは使えない)で、階段を駆け上がり、間違っていることを教えてもらって、駆け下り、また別の建物に移動し、階段を6階まで上り、テスト会場に無事9時ごろ着きました。

試験官の方が、みなさんとても親切で、とても助かりました。

筆記試験が午前中いっぱいあり、口頭試問が17時半からありました。2つのパートに分かれていて、1パート目は、与えられたテーマに沿って、賛成意見反対意見を述べ、まとめるというテストです。最初に軽く自己紹介を求められます。名前、出身国や、なぜ受験しているのか、など。

Kandidate2だったので、もう一人の受験者が先にパート1の発表をしました。ですので、少しメモとかチラ見をして、まとめる時間が余分に稼げました。パート2は、その受験者の方と2人で、ディスカッションをして、物事を決めるというテストです。相手の方が、中国の方で、とても物腰柔らかく、話し方もはっきり、落ち着いて、とても聞きやすくて、ディスカッション自体も、とてもいい感じで終わりました。彼女のおかげで、あまり緊張もせず、終えることができました。

試験官は、2人の50代半ばくらいの女性でした。一人は、笑顔がなく、話すたびに、いろいろノートをとていました。もう一人のかたは、入室したときから、とても明るく、最後の回までお待たせしました。空き時間の間に、休めました?と聞いてくれたり、和ませてくれました。始まる前も、最後の回の人は、きっとうまくいくわよ、って言ってくれたので、緊張せずにスタートできました。

 

前回B2の試験を受けた時も、試験官の方が、とてもやさしくて、受けやすかったのを思い出しました。

 

ずっと受験したいと思い続けて、何年もたってしまいましたが、やっと受験できて、ほっとしました。結果はどうであれ、終わってよかったです。