スイス生活 日常生活いろいろ

スイスチューリッヒ在。スイス歴15年目。おすすめ情報や生活情報をご紹介したいと思います。

お財布紛失!でも無事戻ってきた💗

最近息子は6歳になりました。ほんとうに活発な子で、テレビを見るとき以外はぜーんぜんじっとしていない。最近、歩いているのも見れるようになりましたが、以前は、常に走っている感じでした。お店にいっても、かくれんぼをしたがるし、お菓子コーナーに一目散で、交通事故や迷子を恐れて、常に目が離せない状態でした。今は少し楽になりましたが、まだ道路を渡るときなどは、ひやひやします。何度か、あーほんとうにSchutzengel(守護天使)がついていたんだなーと思ったことはありました。一触即発で助かったとき、Schutzengelがついてたんだねー、という表現があります。日本だと神様やご先祖が守ってくれたんだね、というところでしょうか。

 

それで、いつものように目も手も離せない息子を連れて、その日は大胆にもチューリッヒにトロッティネット(スクーター)を買いにトラムででかけました。トロッティネットを片手に持ち、もう一方で彼の手を引き、バッグはクロスボディバッグみたいなのをかけていました。トラムに乗るときも、走っていくし、どきどきしながら、やっと乗って、やれやれ帰宅してしばらくして、バッグのなかに、お財布ごとないのに、真っ青になりました。

お天気のいい土曜だったので、パラーデプラッツあたりもかなり混んでいました。もしかしてすられたのか、もしかして落としてしまったのか、レジで置き忘れたのか、、いろいろ電話してみましたが、とにかく見つからず、超焦って気が気じゃありませんでした。現金はたいして入っていないけど、クレジットカード、免許書、滞在許可書、保険証など大事なものがたくさん入っています。

地元の警察署に電話したのですが、応答なし。夜に夫の帰宅を待って、地元の警察署を訪ねるも、土日は休みなんですね。知らなかった。。。

この数時間待つ間もどきどきで、カード詐欺で勝手にホリデーを見知らぬ人に引き落としされた経験もあったので、カード類は即無効になる処理をしました。

中央警察署のようなところに電話して、紛失の旨、伝えて、もし身分証などを悪用されてはいけないということで、すぐに伝えたところはよかったのですが、そのときの暗澹たる思いは、もう二度としたくないです。

とりあえず落とし物をしたら、Fundservice(オンラインの紛失物登録窓口)で紛失について登録しておいて、見つかったら連絡をもらったりもできます。こちらにも問い合わせたけど、お財布の届け出はないとのこと。

Das Online Fundservice Schweiz

ショックで週末は眠れませんでした。まあ、事故に合ったわけでもないので、少し大げさだったかもしれませんが、鍵などをなくさなくてほんとうに不幸中の幸いでした。

ほとんど諦めて、お財布どんなの買おうかなと、切り替えて考えて週末は過ぎました。

なんと驚いたことに、月曜に警察から郵便が届き、お財布が見つかったので、チューリッヒHBにある署まで取りに来てくださいとのこと。すぐに取りに行ったら、窓口で、受け取った手紙と、身分証明できるものを見せて、受取サインをして、無事お財布が手元に戻ってきました。わーい!スイスでは、お財布を紛失しても、結構な確率で返ってくると聞いたことがあったのですが、ほんとうに無傷で戻ってきてびっくりしました。現金もそのまま。

なんとトラム乗り場で、お財布が落ちているのを、心優しい若い女性が、拾って、わざわざ駅まで届けてくださったと、連絡先とともに、警察から、教えてもらいました。すぐに電話をかけて、お礼をお伝えして、すこしばかりの気持ちをTwintでお送りしました。電話口では、相手の女性に何度もお礼を述べたところ、きっと落とし主は困っているだろうなと思って、HBに届けたんですよ、無事にあなたのところで、お財布が戻ってほんとうにうれしく思います、とのこと。なんて天使💗💗

忙しい土曜の午後に、わざわざそんな時間を使ってもらって、ほんとうにありがたいことです。

あースイスでよかったなーと思って、とてもうれしかった出来事です。

私も何か落とし物を見つけたら、届けようと思いました。